BONNIE PINK、NHK「みんなのうた」への書き下ろし曲『宝さがし』に続き、ドキュメンタリー映画二作のエンディング曲『エレジー』をリリース。
『エレジー』は8月5日劇場公開の被爆者ドキュメンタリー映画「for you 人のために」、続いて8月19日に公開される「生きるFROM NAGASAKI」の二作のエンディング曲として書き下ろされた。原爆による被害を受けながら人のために動いた人たち。終戦から77年、二度と悲劇をくり返さないために、その歴史を語り継いでいくオーラル・ヒストリー映画となっている。
楽曲のアレンジはOvallのベーシストでありプロデューサー、トラックメイカーとしても活躍するShingo Suzuki。静謐さとその中にある熱情を感じさせる曲調、そして何よりBONNIE PINKによる「言葉」を聴いてほしい。
『エレジー』に込めた思い
”エレジー”は悲歌、哀歌、挽歌です。
でもこれは悲しみの歌ではなく、ネガティブな気持ちを踏み締めて明日に向かってマーチする、人々の力強い足音のような歌です。
Shingo Suzukiさんにアレンジをお願いして、夕日に向かうストーリーのダイナミクスを綿密に共有し、そっくりそのまま音で奏でていただきました。
いにしえから響く人々の叫びが現代に届いて、世界が浄化されていくことを切に願っています。
BONNIE PINK