こんにちは。
久々の写真が焼き菓子ですみません(´∀`;)。
いただきものがかわいくてつい・・。
ずいぶんご無沙汰してしまいましたが、この数ヶ月、アルバム制作やその後の取材に明け暮れておりました。はたと気付くと発売ま であと10日!しかもiTunesではプリオーダなども始まっていまして、iTunes限定で全曲のインストも収録されてます。今回、セルフリメイクアルバムってのを作ってみました。新曲書くのが嫌になったわけではなく、今まで書いた曲をもっと大切に扱いたいと思った末の作品。
今年はたくさんの事を感じて、でもそれをすぐ言葉にするのはなかなか難しく、でも過去を振り返る作業をしていると、時に昔の自 分に励まされるなんてこともありました。みんなも日記とか文集とかさ、絵画とか、自分が書いた物は取っておいた方がいいよ。それは自分の財産になるから。 いまどきはデータで保存か・・。自分の思い出がハードディスク1個にまとまってたらすごく楽だろうね。誰か私の大量のVHSを代わりにDVDに焼いてくん ないかなー。 ネガをデータ化したりとかさー。何年か仕事休んで作業に専念しないと終わらなさそうな分量・・・Oh my goodness!洋服とかの断捨離には躊躇しない私だけど、写真とか手紙とかって難しいよね。
何はともあれ、この16年の活動を振り返りつつ、でも未来を見据えて真心込めて作ったこのニューアルバム
"Back Room -BONNIE PINK Remakes-"。
是非皆さん、聴いて下さい!!
暑くなってきましたね。
節電対策のため、サマータイムを導入した会社なども増えているようですが、私はそれとは全く関係無く何故か朝7時頃にパッと目が覚める今日この頃です。
さて、夏本番を迎えるにあたって、私からの涼しいお知らせ。
京都の老舗扇子屋さんの"白竹堂"さん発案による、チャリティー扇子の制作に参加させていただきました。完成したものがいよいよ6月10日(金)より全国の大手デパートなどで500本限定で販売にな
ります。私の他にも忌野清志郎さんや泉谷しげるさん、奥田民生さんなど錚々たるメンバーがデザインした作品が一斉に販売になります。価格は2,000円で、売上金は全額日本赤十字社への義援金として寄付されます。詳しくはこちら [PC]
私が3月に配信のみでリリースしたチャリティーソング"The Sun Will Rise Again"のジャケット写真とロゴを扇子デザインに取り入れました。和装洋装、どちらでも合うと思います。
私のお友達であり、敬愛するフォトグラファー、Ariko Inaokaがインドで撮影した素晴らしいサンライズの写真に、私が手書きした文字を添えたもの。何があろうとも、どこにいようとも、日はまた昇る・・そ んな希望を込めたデザインですので、この扇子を持って沈みがちな心を吹き飛ばし、ついでに暑さも吹き飛ばしていただけたらな、と思っております。
扇子、私も何本かもっていますが、ほんとにいいですよ。優しい風が吹きますので。自分だけでなく隣の人に風を送ることもできますし、電気代もかからない。今年の一本として、是非ご一考ください。
The Three Robbersという浅草のご機嫌ストアが催す震災復興支援チャリティーオークションに、私物出品中です。
サイトはこちら >>
売上金は全額義援金として寄付されます。色んなアーティストが出品中。入札形式で、受付期間は5/5(木)~6/5(日)。
私からはGOLDENBLEUというサンフランシスコのブランドのデカバッグ(オリーブグリーンとゴールドのコンビネーションがかわいいです)とONEの アナログをセットで。どちらもサイン入れました。私ってば無類のバッグ好きなんですが、かばんなんて一つあればいいという男子っぽい頭にシフトすべく断捨 離中(先は長いが)でして、そんな中でも家で完全に観賞用になっていたバッグを出品しました。わりに重量感あるけど、たとえば見せる収納みたいな感じでア ナログを入れたりマガジンラックみたいに使ってもかわいいと思います。どなたか大切にしていただける方に入札していただけたら嬉しいな。少しの金額でも、 復興支援に協力できればと思っています。
話は変わりますが、菅首相が浜岡原発の全面停止を中部電力に要請し、中電がそれを受け入れると発表しましたね。3.11以降、 ずっと私はこれからのエネルギーのことを考えています。今まで私が電力供給を心配することなく生きて来れたのは原発のおかげでもありますが、命の源が命を 脅かす危険を含むというパラドックスを目の当たりにしてからというもの、今までの不勉強を反省しながら、人生で初めて真剣に原発の是非を自分に問うていま す。遠くからあれこれ言うのは簡単で、原発に従事している方や近隣の方にとっては明日の生活に直結する話なので、とても難しい問題であることも重々承知し ていますが、今回の総理の決定と中電の判断に私はほっとせざるを得ませんでした。何かあってからでは遅いのだから。
もしも自分が使う電気の電力源を自分で選択できるとしたら、私は何を選んでいただろう。これから選べるようになるとしたら、皆さんは何を選択しますか?
知らないことがたくさんあって、でも知ろうと思えば情報はたくさん転がっている時代なので、本やネットで調べたり勉強会を開いたり参加したり、そういう個 人が増えてもっと意見がもまれて行くといいなと思います。脱・受け身とでも言うか。自分が生きている間だけの話では無く、子供たち、そのまた子供たちがど んな生活をしているかを想像すること、幸せや豊かさの基準を考え直すこと、今国民に求められている"備える"とはそういうことなんじゃないでしょうか?
被災された方が、今必死でこれからどうやって生きて行くかを考えていらっしゃるのと同じように、選択を迫られた時に答えられる自分を作っておきたいなと思います。
先日、坂本美雨ちゃんのライヴにゲスト出演させていただいた時に、私が二人で歌いたいとリクエストして歌ったマイケル・ジャクソンのHeal The Worldの最後のライン、
"Heal the world we live in, save it for our children"
(私たちが住む世界を癒そう、子供達のために守ろう)。
今、胸に響いて仕方無いです。
皆さん、元気ですか?
お花見はできたでしょうか?
東京でも比較的大きな余震が頻発していまして、なかなか明るい気持ちになるのが難しい日々ですが、それでも私は元気にやっています。桜は悲しいほど美しく咲いています。
先日炊き出しに伺った宮城県・山元町での模様が本日15日(金)の夜23:00からustreamで配信になります。
LOVE FOR NIPPON at USTREAM
http://www.ustream.tv/
もしご都合よろしければ、見てみてください。
今、被災者の皆さんが置かれている状況はとても深刻なもので、私たちがこれまで通りの暮らしを営んでいるその裏で、家を無くし、家族を無くし、住む場所を 追われ、日々生きるために戦っていらっしゃる人がものすごい数しかも同じ国にいらっしゃるんだと言うことを、私たちは毎日忘れてはいけません。この先復興 には計り知れない時間と労力がかかります。生かされている人間一人一人ができる支援を継続することと、未来を共に作るんだという意識を持つことが、被災者 の皆さんの心のバックアップに繋がると私は思っています。今は共に苦しんでも、最後は共に上がりたい。一人で笑うより、みんなで笑った方がハッピーで しょ?
繋がることの必要性と同時に、個人の自立したアイデアや行動力が問われる時代でもあります。だからみんな自力で考えて、そして自分の信じることを実行してください。
一人一人の内なる力は、実は自分が気付いている以上に大きなものかもしれません。勇気を出して一歩踏み出せば、それが結果誰かを刺激して、そして繋がって、いずれ大きな力になる。
もう聞き飽きたフレーズだろうけど、「一人じゃない」。これは、自分が一人で立ち上がろうとする時に自分を奮い立たせるための号令だと私は思っています。最初は一人でも、最後はきっと一人じゃない。
やれることをやろう。
頑張れ、自分!
4月11日、私とマネージャー、事務所やレコード会社のスタッフ、そして*有志のケータリングチームが集って計15名で宮城の山元町という津波が壊滅的な 被害を及ぼした地域の避難所に炊き出しに行って参りました。私が参加させていただいているCandle June氏率いるLOVE FOR NIPPONチームが同地での炊き出しの予定を組まれていると聞いて、私たちも参加できればと申し出て、LOVE FOR NIPPONの一部隊として行って参りました。
11日の午前中に到着し、Juneさんとは現地で合流。先日私がファンクラブイベントでファンの皆さんから募った支援物資をJuneさんが現地に 持って来て下さっていました。なのでみんなからの想いを山元町の避難所の皆さんの元に私から届けることができました。そのJuneさんの計らいと、物資を 提供してくれたみんなに改めてありがとうと言いたいです。
到着してすぐキャベツ切ったり鍋をかき回したりあれこれ準備しているうちにすぐお昼。気付いたら被災者の皆さんの長蛇の列ができていました。 LOVE FOR NIPPON炊き出し部隊として用意されていたのがミネストローネやスブラキが約1500食、大量の焼き菓子etc、私たちのチームが用意していったのは 豚野菜丼500食と綿菓子。私はご飯を盛るのを担当しまして、とにかくせっせと盛り続けること約2時間。あっという間に豚丼は底をつきました。皆さん、温 かい白いご飯が久しぶりだと言ってとても喜んでくださいました。それと、千切りして丼に盛ったキャベツやデザートのいちごに子供達が「あ、キャベツだー、 いちごー!」って反応していて、いかに被災地の皆さんが久しく生鮮食品を口にしていらっしゃらないかということも痛感しました。
持って行った子供達用のお菓子やおもちゃも大盛況で、特に綿菓子機で作る綿菓子に子供達が集まって来て、みんな自分の顔よりおっきな綿菓子を手に して満面の笑みでした。私はおもちゃ、何をもって行こうか悩んだ末、ハーモニカをたくさん持って行ってプレゼントしたら、みんな早速プープー吹いて遊んで くれました。逆にあちこちでハーモニカが鳴り始めて大人の皆さんにはうるさくしてしまったかもと気になりつつ。
でも、子供達の笑い声や楽器を練習する音や、そう言ったそれまでは日常に傍らにあったものが帰ってくることで、この先の不安を抱えて戦っていらっ しゃる大人の皆さんが、少しの時間でもそのストレスを和らげることができたらいいなと思ったんですが、それは被災地で暮らしていない者が言うただの理想論 に過ぎないかもしれません。大人ももらっていいかっておっしゃって、ハーモニカを持って行かれたおじさんが一人いらっしゃいました。早速吹いて下さいまし たがとてもお上手でしたw。私はミュージシャンなので、楽器や音楽に触れる楽しみを思い出してくださる被災者の方を見るとやはりほっとします。
その頃には別の場所を慰問していたMinmiや若旦那、Metisちゃんも合流して、支援物資をみんなでリレーして倉庫に収める作業をしたりして、何だかとても温かい気持ちになりました。
あの日からもう1ヶ月、2時46分に皆で黙祷を捧げ、そしてその数時間後には福島が震源でM7.1という余震がありました。山元町もかなり揺れ一 瞬騒然となりました。そんな落ち着かない暮らしは1ヶ月前となんら変わりなく、今も毎日被災者の皆さんやボランティアの皆さんは戦っていらっしゃるんだと いうことを強く感じ、これからも後方支援を頑張っていかねばと思いました。
津波の跡地を回って見てきましたが、とにかく何も無くなってしまっていて、元の風景を知らない私でも虚無感を味わうほどそれは惨く、悲しく、言葉にならない光景でした。
いちごの産地であった山元町と亘理町、そのハウスの95%が津波で流されてしまったそうです。またおいしいいちごを作れるようになるまで、果たし てどれだけの時間とお金と労力が必要になるのか、きっと町の人々は様々な葛藤の中で頑張って生きていらっしゃるんだと思います。そして私が訪れたのは宮城 県だけでも517箇所もある避難所の1つに過ぎないのだということも忘れてはいけない事実です。それでもこうして被災地に足を運ぶチャンスをくれた Juneさんやボランティアセンターの方々の協力にはとても感謝しています。
目をつぶってやり過ごすには、
あまりに酷くあまりに広域に渡る災害と原発から巻き起こされた苦しみ。
私たち個人個人ができることをすること、そして共に近い未来を考えること、
時に共に悲しむことも必要なのではないかと、
消えてしまったいちごの里の以前の豊かな自然を想像しながら、
そぼ降る雨の中、手を合わせました。
P.S. *ケータリングの手配をして下さった(有)m3pの畑中様、食材と仕込みを無償提供していただいた(有)マザールーシーさんのご協力があって実現しました。この場を借りてお礼を申し上げます。
まだまだ余震も続いています。家族や友人と連絡がつかず、不安で眠れない日が続いている方が本当にたくさんいらっしゃいます。 未だ救出を待つ被災者の方々が一人でも多く助かることを心から祈っています。 そして今現在、安全を確保して過ごしていらっしゃる方も、万が一に備えての準備をしておいてください。
以下、地震発生時緊急マニュアルです。
http://nip0.wordpress.com/about/
在日外国人の方々のためにも24カ国語に対応しています。
拡散協力願います。
私は東京で節電を心がけて過ごしています。 これから計画停電も実施されるかもしれません。 長期に渡る電力の不足が予想されますので、一人一人の節電は必至です。 夜間、電気を使わなくていいように、昼間の明るいうちに必要なことは済ませましょう。 夜間も厚着すれば暖房をつけなくても比較的温かいですし、 私からのおすすめは腹巻きをしたり首回りを温めること。 早めに就寝するのも節電です。 まめにコンセントを抜いたり主電源を切ったり、節電タップなどを使えば無駄な待機電力もカットできて月々の電気代の10%を削減できると言われています。 夜間でもパソコンやテレビの灯りだけでも充分明るく過ごせます。 キャンドルは火災の原因になるのでやめてくださいね。 とにかくみんなで節電していきましょう。
原発の不安もありますが、 とにかく落ち着いて、正しい情報に従って行動しましょう。
私たちに出来ることは節電と寄付。 以下、ざっとですが義援金の受付先を記しておきます。 探せばもっとあると思います。
http://volunteer.yahoo.co.jp/donation/detail/1630001/index.html
http://www.ntv.co.jp/24h/
http://special.goo.ne.jp/donation_earthquake/
http://www.groupon.jp/cid/7995/
http://www.sej.co.jp/index.html
http://www.lawson.co.jp/company/news/20110312_emergency/?ca=top_new_999
日本赤十字社からも今回の災害への義援金の受け付けの発表があると思います。
私も個人の寄付だけではなく、 何か音楽を通してできることがないか考えてみます。みんなで復興目指して助け合おう。
日本の底力を信じて!