鳥画像

Diary

[2015.12.25.金]

20周年のツアーが12/18と12/19のZEPP TOKYO公演にて幕を閉じました。
いつも10本ほどしかないツアーですが、その分1本1本どうにか違ったものにできないかと、あれこれメンバーとアイデアひねり出しながらリハーサルして、思えばツアー中もずっと考えている、そんな感じでした。

今回、私が途中退席している間にBad Bad Boysの演奏で繋いでいただくコーナーを作ったのですが、自分がステージに居ない時間でもどうやってファンの皆さんに楽しんでいただくか、私のちょっとしたこだわりのパートでした。
気づいてくれた方もいたでしょうか。
今まで作ってきた楽曲の印象的な歌メロや楽器のリフを、同じキーの演奏の上でメンバーそれぞれ順番に弾いてもらって回していただいていました。
歌詞が聞こえないし、オリジナルとキーが違うものもあったから一瞬わからなかったかもだけど、きっとみんな聞いたことあるフレーズが見え隠れしていたはず。
何曲くらいわかったかなぁ?
その間に私は客席から登場すべく裏でスタンバっていたのですが、イヤモニから聞こえてくるB.B.Bの叙情的な演奏に毎回酔いしれ、終盤どんどん白熱していくセッションに心躍らせていました。
ありがとうの気持ちでいっぱいになりつつ。
歌がそこになくても、私のヒストリーを感じていただけるような気がして、今回のツアーで一番と言っていいほどのお気に入りのコーナーでした。
それと、少しサイケデリックなインプロビゼーションで始まるオープニングも今年の気分でした。

このツアーの思い出話の続きは、ファンクラブの会報に書きますね。
あれもこれも、たくさん嬉しいこと・楽しいことがあったので。
思い出作りを手伝ってくれたファンの皆様、そしてバンドメンバーとスタッフに感謝です。
アンケートびっしり書いてくれた人や、心のこもったお土産くれた人、ライブで頑張って声出してくれた人、一緒に飛び跳ねてくれた人、静かに聞き入ってくれた人、アルバムを待っていると言ってくれた人、みんな愛してます!
どこかの地方で突発的にコアなファンの方をPINKHEADSと呼んでみたのだけど、今後そんな方が増えていくと嬉しいなぁと思っています。
BONNIE PINKはこれからも続いていくのだから、家族は多い方が楽しい。
いつの間にか全国に散らばるファンの人同士も、点と点を結ぶ星座のように繋がってくださってる。
そんなきっかけになれていることが私の誇りです。

BAD BAD BOYSと次に合流するのはいつかしら?
その日のためにまた色々ライブの妄想をしておきます。

のらりくらりでも確実に20年という時が流れ、そして変わらず支えてくれるファンの方やスタッフがいる幸せを噛みしめつつ迎えている年の瀬です。ぐふ。
”Slowly but surely”…….「地味でも地道に(ボニピ的訳)」これからも歩んで行く所存です。
さらば2015年。
来年はおさるさんだねー、ウキウキウッキー!!
 
一覧に戻る